伏見とうがらし
■ 伏見とうがらしのこだわり
 京の伝統野菜の中でも古い歴史をもつ野菜。綺麗にすらりと伸びた伏見とうがらしをお届けするために、せん定と言う作業が重要です。せん定とは枝を切って一つ一つのとうがらしの品質を向上させる技術です。色々なせん定法がありますが、地域に合った方法で品質を高めるよう盛夏に生産者はがんばっています。
    伏見とうがらしのものがたり
来歴は明らかではないが、江戸時代に発刊された「毛吹草」(1638)、「雍州府志」(1684)には、山城の稲荷付近でつくられていたと記録がある。露地栽培では、1月下旬〜2月中旬には種し、4月下旬〜5月上旬に定植し、6月上旬〜10月下旬まで収穫する。
<特徴・用途>
果実は日本のとうがらし類の中では最も細長い品種で、10cm〜15cmの長さを有し、先端は尖る。やわらかで辛味はなく、焼いたり、炒めたり、てんぷらなどに用いられる。葉も佃煮にして食べられる。
       
   
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