京壬生菜
■ 京壬生菜のこだわり
 京壬生菜も京みず菜と同じこだわりです。品質の高い京壬生菜を作るには水を与えるタイミングが難しいのです。生産者はこのタイミングを京壬生菜の出来具合によって判断します。また季節によってそのタイミングを前後させます。こうすることによって細い軸で色のコントラストが美しい京壬生菜が出来るのです。
    京壬生菜のものがたり
1800年代にみず菜の自然交雑でできた変種で、壬生地区に多く栽培されたことから「壬生菜」と呼ばれるようになったと言われている。露地栽培では8月下旬〜9月中旬には種し、10月〜翌3月頃まで収穫する。
<特徴・用途>
葉は細長く、卵円ヘラ状で欠刻がないので、丸葉みず菜とも呼ばれる。最近は、京みず菜同様、ハウス栽培により1〜3ヶ月で収穫する小束(200g)の周年出荷が増加している。歯切れの良さと芥子の香りによって京漬物の「千枚漬」の添物として必須であるほか、和え物、炒め物、一夜漬けなどに料理される。
       
   
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