やまのいも
■ やまのいものこだわり
 でこぼこの少ない丸い芋は何処でもできるわけではありません。今ある産地はやまのいもの栽培に適した地域です。水の便がよく、排水も良いほ場で堆肥を施用し、土づくりをしっかり行います。また、秋からは品質を高めるため排水が重要な作業です。やまのいもはやまのいもにあった畑でしか出来ないのです。
    やまのいものものがたり
「つくねいも」ともいわれる「やまのいも」は、古くから京都府の北部、宮津市の栗田地域で栽培されてきました。水はけが良く、かつ、常時適度の湿りがあるという「いも地」で育てられたやまのいも。肉質が締まり、水分が少なく、粘りが大変強い「やまのいも」は、高級贈答品としても評価されてきました。
<特徴・用途>
やまのいもは、滋養強壮に役立つといわれる位ヘルシ−野菜の代表格。皮をむいて、摺り鉢で根気よく摺り、鰹だしで薄めると、きめの細かい最高の「とろろ」が出来上がります。とろろ汁に山かけ丼、京都では饅頭などお菓子の材料としても重宝されてきた食材です。
       
   
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