金時にんじん
■ 金時にんじんのこだわり
 金時にんじんは西洋にんじんよりも長く、その鮮やかな紅色と香りの高さが際立っています。この金時にんじんを作りこなすには、ひとえに土づくりです。柔らかい土づくりに専念し、排水を心がけ、美味しい真っ直ぐな金時にんじんを作ります。柔らかい土づくりを行うには堆肥の選択と耕うんの仕方が重要です。これがこだわりなのです。
    金時にんじんのものがたり
「京にんじん」ともいわれ、京野菜の代表のように思われていますが、正確には明治以前から京都が主産地で栽培していたという史実はなく、京の伝統野菜には含まれていません。しかし、京料理に欠かせない彩りとして古くから用いられ、特に京都で栽培された人参は同じ金時にんじんでも、軟らかくて芯まで真っ赤であることが特徴とされてきました。
<特徴・用途>
金時にんじんの紅は、リコピンを多く含み、最近特にガンを予防する効果が高いことが評価されています。金時人参は芽が出にくく、厚めに種をまいて間引くのが栽培の特徴ですが、その間引き菜も「にんじん葉」として流通し、多くのファンを集めています。
       
   
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