くわい
■ くわいのこだわり
 くわいは田んぼで作られています。除草作業は手で行われますが、除草を行うことによって、くわいが植わっている周辺の土壌を耕うんすることになり、品質の高いくわいを作ることにつながります。機械や薬を使わない除草。これがこだわりです。
    くわいのものがたり
天正14年(1590)に豊臣秀吉が、京都を外敵から守るために周囲に御土居を築いたが、その土を掘ったあとが東寺付近を中心に湿地となり、そこに「藍」を作り、その裏作に導入されたと言われている。水稲の代かき田に7月中旬に定植し、12月上旬に収穫する。掘り取りは人力により特殊なクワで行われ重労働である。
<特徴・用途>
品種には、青くわい、白くわい、吹田くわいがあるが、京都で古くから栽培されているのは、青くわいで、藍色の濃いものが品質が良い。アクがあるので、アク抜きをして煮物、鍋物に用いる。
       
   
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