丹波くり
■ 丹波くりのこだわり
 丹波くりのおいしさの秘密は肥料にあります。ゆっくりと穏やかに効く有機肥料をうまく施用しなくてはなりません。有機肥料は天候の加減でその効果が左右されます。有機肥料の施す時期、量に生産者のこだわりがあるのです。
    丹波くりのものがたり
 栗の歴史は古く縄文時代の遺跡からも確認されています。丹波の栗が文献に初めて確認できるのは延喜式で宮廷に献上品として送られており、この時から高い品質であったことが伺えます。江戸時代には丹波ぐりの全国に名を轟かせ、多くの文献にその名が確認できます。丹波くりの発祥地は諸説ありますが、京都船井郡内であったという説が有力です。京都府では1906年に当時の農事試験場が公的機関として初めて研究を始め、在来の品種を区分し、より良い品種の栽培が実施されるようになりました。
<特徴・用途>
 3L〜L級の大きな栗で甘味と香りが強い。焼き栗、ゆで栗、栗ご飯に適しており、秋の味覚として欠かせない。
     
   
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