京山科なす
■ 京山科なすのこだわり
 ほんの少し丸みのある京山科なす。賀茂なすが男性的ななすと言えるのなら山科なすは女性的、ほのかな甘味と柔い果皮が特徴です。これは京都で昔から栽培されている種子を使ってこそお届けできる品質です。京都府農業総合研究所で維持保存され、良いものが選抜され、その種子を原種にして今でもその味を守り続けています。
    山科なすのものがたり
古くから山科特産として栽培され、起源や変還は不明である。栽培は、1月中下旬には種し、4月下旬〜5月上旬に定植、6月〜9月にかけて収穫する。
<特徴・用途>
卵型種中なすに分類され、果形は卵形で皮が薄く肉質もやわらかいが、収穫後短時間で変色し傷つきやすい。用途は、果皮が薄く歯ぎれが良いので煮物、焼きなす、漬物(ぬかみそ漬)に適しており、京都の郷土料理「なすとにしんの煮き合わせ」は、このなすを使ってとろりと煮上げる。住時は京都を代表するなすとして栽培も多かったが、現在ではわずかに栽培されているにすぎない。
       
   
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